誰もが未来を獲得できるわけではない
この世の誰もが自らの未来を、運命を
自らの手だけで切り開けるわけではない。
過去が
自らの行く末を知らず知らずのうちに
決定づけてしまうことだってある。
僕は
僕と僕の家族の人生の簡単な概要を記述してみることにした。
母の人生
①幼少期の体験
幼少期、木工職人であった実父が
不慮の事故で右目を失明し、
家計が火の車になる。
この体験を通じて母の人生における最大のテーマは
「安定した生活を送ること」になる。
②結婚
弱小企業の御曹司だった最愛の男のプロポーズを断り、
大企業の一サラリーマンであった僕の父と見合い結婚する。
③二人の子の名前
自ら産んだ二人の子供に
プロポーズを断ったはずの男からとった名前をつける。
その男の名前は牧野祐樹といった。
それで息子には「樹」をとって「一樹」、
娘には「まき」と「樹」をとって「麻樹子」と名づけた。
④皮肉な運命
大企業の一サラリーマンであった僕の父との結婚生活は
まさに安定そのものだった。
しかし、その「安定した生活」も、
僕の父の会社の突然の生活によって、
一気に崩壊した。
直接のきっかけとなったのは
ある大手銀行の融資打ち切りであった。
幼少時代の生活苦が蘇る。
僕の人生
①誕生
1978年2月14日、僕は産まれた。
名前は「一樹」。
②父親から受けた躾
幼少時代、
父親から食事に関して
執拗な躾を受ける。
①食事中は一切会話をするな。
②10分以内に食べ終われ。
③食べ終わるまで箸を置くな。
それができないと即刻捨てられる。
③吃音
父親の仕事の都合で小学校三年のとき、
千葉から大阪へ渡り、
再び中学入学と同時に千葉へ戻る。
すっかり染み付いてしまった大阪弁を直すのに苦慮し、
吃音が始まる。
④二度の自殺未遂
二十歳の頃、
一人暮しをしていた錦糸町の部屋で
大量の抗精神薬とウィスキーで
二度自殺を図り、失敗。
理由はわからない。
父の人生
(執筆中)
妹の人生
(執筆中)
ウェブ作品制作計画
家族の人生の概要を記述していくと
家族それぞれの人生、過去、現在は
驚くほどリンクしていることが分かってきた。
宿命的なものを感じずにはいられなかった。
僕は母、父、僕、妹の人生の
宿命的な関わりをウェブ・コンテンツという形で
再構成しようと思い立った。

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